Travels with an Elephant

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zoom RSS 柯枝的惡所めぐり

<<   作成日時 : 2009/12/05 17:05   >>

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11月27日(金)

0600になったのではないかとの気配で目覚める。腕時計を見ようとするも真っ暗。寝てる間にまたブラックアウトしたものらしい。

カーテンを開けて微かな曙光を利用してせっせと荷造り。バスルームが真っ暗なのでフラッシュライトを使ってヒゲ剃り。それから便器にゴソゴソと腰を降ろす。何かを読みながらでないと排便できない性癖なので、懐中電灯で川縁さんがくれた芸能誌を拾い読みする。ニティヤちゃんインタビューでこの子がa girl to next doorとして取り上げられているのに成る程とうなづく。要するにインドでは女性に対する美意識で「ロリ」という観念が成立していないことがよく分かる。

あらかた荷造りが終わったところで早餐をオーダー。またウタッパムとコーヒー。何でこんなシンプルなものが美味いんだろ?一昨日の運ちゃんバーラから電話。0900に来いと伝える。


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レセプションでネット接続の不調を伝えてチェックアウト。到着した当日は何とかブラウジングできたが、昨日と今朝と、ほとんど接続できなかった。このホテルはトラブルに対してレセプショニストが親切丁寧に対応してくれるので好感が持てるのだが、ネットがこのザマでは次回以降別の宿泊先を考慮した方がいいかも知れない。アントニーに電話。コーチンのホテルで1530にアポ。

運ちゃんバーラ定刻に来る。しつこく土産物屋に誘うので決然と却下する。油断ならん奴。機場まで50分くらい。バーラはチップ目当てか下手な英語で色々お追従を言う。しかし天気の話題になって"It's very cool here."とこちらが言うたびに"Yes, my name, Bala."と答えてくるのは可笑しい。カンナダ語では「お前なんて名前か?」という発音と似てるのかも知れない。

機場までRs. 600、チップを20やる。チェックインはスムース。コーヒーショップでミンスパイとカプチーノ。漁夫王は激しく遅れている。0830発のチェンナイ行が1100にようやくボーディングした。

待合室にいた白人女が余りに醜く不潔なため感動して隠し撮りする。つい去年完成したばかりの、インドでいちばんモダナイズされた空港のひとつであるはずなのに、室内を雀がとびかってる光景に笑う。掲示板では搭乗予定は1210だが、果たして雀は飛んでもコーチン行は飛ぶのか?

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朝鮮人の餓鬼が大騒ぎするなかでようやく1215にボーディング。レシプロ機なのですぐに離陸して可笑しいほど低空を飛ぶ。機内でせっせと日誌を書く。1320、ほぼ1.5hrs遅れでコーチン機場着。むっと湿気の来る暑さ。同じ南インドでも爽やかなバンガロールとは大違い。

ヴェヌーの運転で常緑社のオフィスへ。デヴィ夫人は体調不良で不在とのこと、残念。里美さんに夫人へのお土産を託す。帰りがけに階段でアヌーとばったり、挨拶をかわして別れる。

ホテルに回ってヴェヌーに深夜便で来る連れ合いの迎えをくれぐれも頼むと言っているところにアントニー登場。久闊を叙する。御父堂逝去であわただしく日本を去ってから二ヶ月半だが、見た目は割と元気そう。毎日仕事もせずにぶらぶらしてるらしい。身重の奥さんを病院の送迎しなければならんので定職に就けないと言うが、どうだか。

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ホテルの部屋からはイントラネットへの接続は出来たがWANへのコネクションはれず、時間もないのでネット接続を断念。ネット事情に関しては今回の象旅は踏んだり蹴ったりである。とりあえずホテルのビジネスルームでメールのみをチェック。

アントニーが何処へ行きたい?と訊くので悪所めぐりを提案する。インド英語ではlocal barとかnon-AC barとか言うらしいが、要するに映画に時々出て来る薄暗くて柄の悪そうな飲み屋である。町中を歩いてると時として見かけるが、なかなか旅行者が単独でふらりと入って軽く一杯という気配ではない。ちなみにAC barは一寸だけ高級だが禁煙(という法律が汎印的に前年度から施行されたらしい)なのがネック。こちらもやはり照明を極度に落としていていかにも罪深そうな雰囲気

アントニーのバイクの後部座席に跨がっていざ出発。ノーヘルなので顔にあたる夜風が心地よい。インドの単車で2人乗りするのは5年ぶりくらいか。あの時はチェンナイで、むんむんさんの師匠のバーラさんのHero Hondaに、タンデムどころかトリプル(3人乗り)したのだった。

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ローカルバーを数軒はしご。ACよりnon-ACの方が数段よい。猥雑な感じがたまらないのと、何よりもおつまみのメニューが充実してるのがよい。牛肉の野菜炒めなど殆ど中華の味(厳密に言うとイギリスの中華をもうちょっとマトモにしたという辺りか)、インドでニュウロウが食えることが驚異なら(クリスチャンが多いケーララならではで、他の地方にはこんなビーフ料理の伝統はないだろう)中華風のメニューが少なからずあることにも吃驚。このくらいのレベルなら中国の地方都市で川菜と銘打っても通じるのではないか。英国経由で入った中華がインド風にモディファイされた結果なのかも知れない。

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来月に誕生予定という新生児にご祝儀を贈り、再会を約してサヨナラ。2300頃日本時間深夜という迷惑をかえりみず酩酊して小川中佐に電話。そのままベッドに倒れ込む。連れ合いが到着し里美さんと電話で話している声で目が覚めるが夢うつつ。何でもヴェヌーが現れず機場で40分くらい待たされたらしい。やはりインド人は最後のところで信用できん。


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
>要するにインドでは女性に対する美意識で「ロリ」という観念が成立していないことがよく分かる。

なるほど!
現実にはロリータ・コンプレックスな男はインドにもけっこう存在しているようなんですが、美意識の観念として成立していないということですね。
ヒットなご指摘でした。
 
川縁
2009/12/09 10:44
ロリコンは禁圧的なところで発生する近代的な美意識ではないでしょうか。子供をピエドファイルから守るためにピエドに薬物投与して「去勢」するなんて、前近代ではとても考えられません。

その点インドはまだ素敵に前近代な社会で農村部では幼女婚も当たり前となると、仮に成熟した女性に拒絶感を抱き幼女に熱い視線を送る者が個別にあったとしても、美意識としては確立されてないのかも知れないですね。

でもバンガロールとか見てると急速に都市化が進んでますからロリコン→二次コンまでもうすぐのような気もしますがね、インドも。
メタ坊
2009/12/09 13:10

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