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zoom RSS 紙媒体の未来は暗くない?

<<   作成日時 : 2010/06/05 21:53   >>

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画像iPadは入手できた。快適に稼動してるし操作性も申し分ない。そもそもこの原稿自体iPadで書いてるが、特に痛痒は感じない。しかし予想されてなかった問題も発生してる。例えばApple純正のプレゼンテーションアプリにKeynoteというのがある。メタ坊は授業でも学会の発表でもほとんどこれしか使わないのだが(PowerPointで発表原稿作ったことないのでどっちの使い勝手が好いのかは分からない)これがiPadにそのままコンバートできない。iPad上で色々不具合を修正しなければならない。最軽量の空気君でさえ持ち歩くのがメンド臭くなって購入したiPadなのに、これではその恩恵も半減である。何とかして貰いたい。

最前の出張には空気君にはお留守番を任せてiPadを携行した。国の内外を問わずメタ坊の行くところ必ず随いてくるのが習いになってる空気君にすれば珍しいことだ。方円さんから是非触らせて欲しいとのたっての要望があったからなのだが、やはり出版関係の人は電子書籍リーダーとしての機能に関心あるのだろう。

iPadは確かに電子書籍リーダーとしては優れている。ここではKindleとどちらが優秀かという議論はしない(例えば学会で神戸にきたM亀先生はメタ坊のiPadを触って、バックライトのないぶんKindleの方が読み易いとの感想を述べていた)。今回もiBooksとiPadアプリのKindleに何冊か書籍をぶち込んで、色々読む必要のあるファイルはPDF化してGoodReaderに同期させての下準備をしたので、珍しく一冊の紙媒体も持たずに旅に出た。

軽率を感じ始めたのは飛行機のシートに腰を落ち着けて、あらゆる電子機器の電源をオフにしてくれとのお馴染みのアナウンスが流れたときからである。iPadは驚異的にバッテリの持ちがいいから、本を読もうと映画を見ようとおいそれと電池切れに陥る懸念のないのは分かっていた。フライトの無聊を慰めるためには理想的なデヴァイスである。しかし考えてみればメタ坊の住まいから東京まで1時間足らずのフライトしかない。水平飛行に入って20分も経たないうちにもう羽田に向けて降下を開始する始末、これではiPadを起動しても碌々文書に目を通してるいとまもない。

しかしいちばん悩ましかったのはそれではない。この辺りから段々話題が尾籠に転じてくるので不愉快になりたくない向きは本ページからご遠慮いただくことを強くお勧めするのだが、要は俗流心理学の「コンペンセイションの法則」である。コンテンツは問わない。凡そ紙にインクで文字が印刷されてるものをなにがしか厠所に持ち込まねば用を足すことが出来ない習性なのだが、よもや便座の上でiPadを抱え込んでも様にはなるまい。かといってホテルの部屋にあるのはサービス案内か聖書くらいしかない(仏典があればけっこう楽しく読書に耽れることは経験上知っているが流石にユダ公の妄言では無味乾燥すぎる)。これはヤバイ、まちがいなくヤバ過ぎる。明らかに翌朝の排便に暗雲がかかっているではないか。晩餐は神田で川菜だったのだが、ホテルを出て真っ先にしたのは、古本屋に飛び込んで均一台から文庫本を2冊あがなうことだった。

というわけで、いかさま電子書籍リーダーが普及しようともメタ坊のような習癖の持ち主が世間にあるかぎり(そしてその数はあだや少数派に留まるものではあるまいと推察される)紙媒体の本は決して消滅しないであろう。安心していいですよ、方円さん。

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